ひとりぼっちのダービー その4
付録〜一口メモ〜
競馬にはあまり詳しく無いぞ、という方のために、簡単にご紹介いたします。参考にして下さい。
中央競馬と地方競馬
日本の競馬には、大きく分けて日本中央競馬会が運営する「中央競馬」と、各地方自治体が運営する「地方競馬」の二つがあります。メジャー度からいくと、「中央競馬」の方が圧倒的に知られています。
タカイサミが所属したのは「中央競馬」の方です。またここで扱った話も全て「中央競馬」のお話です。
関東と関西
中央競馬も大きく、関東と関西に別れます。関東は茨城県の美浦トレーニングセンターというところに、関西は滋賀県の栗東トレーニングセンターというところに所属します。タカイサミはこのうちの関西の厩舎に所属していました(当時はトレーニングセンターは無く、各競馬場に厩舎がありました)。
三歳クラシックレース
※2001年より、従来数え年で表記していた「四歳」は全て「三歳」と改められました。
古くイギリスのレースを元に作られた日本のレースの中で、国内産の三歳馬しか出られないGIレースがあります。これを三歳クラシックレースと呼びます。牝馬(ひんば、雌馬のこと)2レースと牡馬(ぼば、雄馬)3レースの5レースがあります。
特に牡馬の3レースは「クラシック三冠レース」と呼ばれ、以下のようになってます。
- 皐月賞 (中山競馬場)・・・4月中旬頃
- ダービー(東京競馬場)・・・主に5月下旬の頃
- 菊花賞 (京都競馬場)・・・主に11月上旬、今年から10月
※正式には牡馬クラシックには牝馬も出られますが、通常は牝馬クラシックに回ります。
そしてこの3レース全てに勝つと「三冠馬」の称号が与えられます。過去三冠馬は、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアンの5頭しかおりません。
さらに頂点のダービー
その三冠レースの中でも、頂点に位置するのがダービーです。クラシックレースは4歳の時にしか出走するチャンスがありませんので、一生に一度のダービーと言われるのはこのことです。馬だけでなく、馬主、生産牧場、騎手、調教師及び厩舎スタッフ全ての人の目標となります。
近年はジャパンカップや有馬記念など、ビッグレースが増えましたが、やはりダービーは違うもののようです。
ファンの熱狂度も大きく、ダービー当日の東京競馬場には約20万人の人が押し掛けます。まさに競馬の祭典です(ちなみに怪鳥は、1986〜1998年のダービーを観戦しました)。
2000年は5月28日(日)に行われます。15:30発走です。
出走できるのは18頭だけ
以前は30頭程も出ることがあったようですが(怪鳥も27頭くらいのダービーはテレビで見ていました)、近年は最高18頭になりました。毎年数千〜1万頭ほどのサラブレッドが生まれてきますが、そのうち出走できるのがたった18頭。出走できるだけでも嬉しいというのが正直なところだそうです。
その昔、萩本欽一さんが所有するパリアッチという馬がダービーに出たことがありますが、その走る姿を見ただけで涙が出たと話されてました。
距離は2400m
ダービーの距離は2400mです。広い東京競馬場を一周強します。スタンド前でスタートし、コーナーを4つ回ります。最後のコーナーが歌詞にも出てくる第4コーナーで、この後、スタンド前の直線に戻ってゴールまでの約500mの攻防となります。サラブレッドはこの2400mをおよそ2分25〜6秒で走り抜けます。
東京競馬場の第4コーナー
ちなみに東京競馬場、ダービーなどの大レースのある日は人がごった返して大変ですが、土曜日などは結構のんびりとしていて、散策も楽しめます。競馬博物館で勉強するもよし。馬場の内側にあるバラ園を楽しむもよし。芝生(コースじゃないですよ、第4コーナーの外側にあります)でくつろぐもよし。よろしかったら、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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