余談が長かったのですが、ようやく曲に戻りましょう。アルバム「おもひで泥棒」に収録されているこの曲には、1994年のダービーの実況が入っています。そう平成最強馬、ナリタブライアンが買ったダービーです。「おもひで泥棒」は1994年の発売ですので、その年のダービーが収録されたことになります。

引退式の日のナリタブライアン
ナリタブライアンは、ビワハヤヒデの、そう、トウカイテイオーが有馬記念で負かしたビワハヤヒデの半弟です。兄も強かったですが、兄よりも早く3歳時からチャンピオンとして君臨していました。もっとも3歳時は取りこぼすレースもあったのですが。
4歳になったナリタブライアンは、皐月賞・ダービーとまず二冠に輝きます。そして秋、「おもひで泥棒」が発売されて二週間後、菊花賞にも見事勝利し、(トウカイテイオーの父の)シンボリルドルフ以来となる三冠馬に輝きます。
ナリタブライアンは、このあとさらに有馬記念も制覇し、1994年の年度代表馬に選ばれました。その後も活躍するも、残念ながらGIには手が届かず、惜しまれつつ1996年に引退しました(引退式の模様はこちら)。
個人的な話で恐縮ですが、この年に私はリトルと結婚します。リトルと初めて見たダービーが、このナリタブライアンのダービーでした。スタンドで観戦していたのですが、坂を上ったところで、一頭だけ別の馬のような脚で他馬を突き放していたその光景は、今でも鮮明に覚えています。その強さはCDの中の実況からも聞き取ることができます。
ちなみにリトルがさださんにインタビューしたとき、「今年はナリタブライアンだよ。三冠馬になるかもしれない」と話されたそうです。一冠目となる皐月賞の1カ月前のできごとでした。さださん、ナリタブライアンでも稼がれたんですかねー(^^;。
ということで、「ひとりぼっちのダービー」にこじつけて、4頭の馬達のお話を掲載してみました。最近さださんは競馬から離れているんですかねー。トークでもあんまり話題に上りませんが。
そしてこの文章を書いた翌々日に、2000年のダービーとなります。武豊くんがエアシャカールで3年連続勝利の前人未踏記録を達成するのか、それともアグネスフライトに乗るベテランの河内騎手が、あるいはダイタクリーヴァで挑む若手の高橋亮騎手がそれを阻止するのか・・・。
さてさて、さださんはどの馬を応援してるんでしょうね。聞いてみたい気がします。